事例
サンプル電機のメール確認デモ
- 区分
- 検証(架空データ)
- 業務
- 問い合わせ・メール対応
hirostaの公開デモです。架空メール20通の分類候補・理由・不足情報を見て、原文と業務記録を照合し、人が判断と理由を残す流れを試せます。会社・担当者・取引先・メール・業務記録はすべて架空で、実際の業務実績ではありません。保存済みのAI候補を再生し、その場でAIは呼びません。
想定した課題・業務フロー
総務・経理で受け付けたメールについて、発注・受領・申請番号・登録済み連絡先・過去のやり取りを照合する場面を想定しました。単語だけの分類では、開示を防ぐ研修通知を要確認にしたり、認証コードの開示要求を見落としたりします。分類だけで終わらず、必要な確認と担当者の判断理由を残すことを課題にしました。
実施内容
架空の会社「サンプル電機」のメール20通を、初回はすべて人の確認待ちとして表示します。保存済み候補は通常候補8通・要確認8通・文脈不足4通で、文脈不足の1通は候補なしです。候補・理由・不足情報・確認状態を一覧で見て、単語だけの方式と食い違うメールに絞れます。メールごとに原文と業務記録を照合し、架空の担当者名・区分・必須の理由を保存できます。「AIを見ずに先に判断」では候補を隠し、20通を判断してからAI候補と照合できます。判断履歴はJSONで書き出せます。
検証した仕組み・業務フロー
工程 1
- 通常の自動化
保存済みの候補・理由・不足情報を、全件が人の確認待ちの一覧で見る
人が確認する点その場でAIは呼びません。候補がなければ文脈不足として残します。
工程 2
- 人
- 通常の自動化
単語方式との食い違いを見て、原文と業務記録を照合する
人が確認する点AI候補を隠し、人が先に判断してから照合する流れも試せます。
工程 3
- 人
架空の担当者名・区分・理由を入力し、候補を承認または修正する
人が確認する点口座変更などを通常候補として確定するには、登録済み連絡先での別経路確認の記録が必要です。デモでは実際の連絡はしません。
工程 4
- 通常の自動化
誰が・いつ・どの区分に・なぜ判断したかを保存し、JSONで書き出す
人が確認する点理由の入力を必須にし、判断履歴を残します。
使った技術
Node.js、ブラウザの画面、ローカル専用サーバー、JSON。追加の依存・APIキー・DBは不要です。
AIと人の役割
AIに任せた範囲
AIが担うのは、メールが要求する行動と業務記録を照らし、分類候補・理由・不足情報を整理する役割です。本文中のAIへの命令を分類方針にしない例も含みます。この公開デモの候補はデモ用に作成した例で、保存済みの内容を再生します。モデルによる実測結果ではありません。コードは全件の確認待ち、候補なしの扱い、単語方式との比較、理由の必須入力、履歴の保存・書き出しを受け持ちます。自動承認・送信・削除はありません。
人が確認するポイント
人が原文・業務記録・登録済み連絡先での別経路確認をもとに区分を承認または修正し、理由を残します。通常候補は安全なメールという判定ではありません。デモ内で記録する確認は架空のもので、実際の連絡・返信文の作成・メール送信は扱いません。
検証で扱った課題・制約
- 元の検証ラボでは、単語の有無だけで研修通知と認証コードの開示要求を分けられませんでした。修正版では要求される行動と業務記録を理由欄に残しました。
- 初版では、過去の相談や承認記録がないメールも通常候補に入りました。修正版では文脈不足の区分と不足情報を残しました。実業務で必要な記録が見つかるかは未確認です。
- 元の検証ラボの修正版には、人の判定との食い違いが9通残りました。担当者1名が1回、AIの想定表・候補・理由を見ずに判定しましたが、人の理由や複数人の判定は未取得です。要確認と文脈不足が重なる場合の基準も未整理で、どちらが正しいかは決めていません。
検証から得た学び
- 分類候補だけでなく、原文・理由・不足情報を添えて人に渡すことを重視しました。通常候補も自動承認せず、すべて確認待ちにします。
- 本文内の「確認済み」やAIへの指示は確認の根拠にしません。元の検証で短い1例を処理できたことは、不正な指示全般への耐性を示しません。
- 元の検証は、同じAIが作った短い架空メール・業務記録と、人1名・1回の判断との照合です。一致件数の増加だけで改善や安全性を断定できず、検出精度・正答率・実業務の効果を示す評価ではありません。
同様の取り組みが向いている条件
- 総務・経理のメール受付後に、照合する業務記録と確認担当者を決め、判断理由を残す流れを検討したい場合。
- 通常候補・要確認・文脈不足の基準を業務に合わせて整理し、人の判断とAI候補の食い違いを確認したい場合。
- 口座変更や情報開示を登録済みの別経路で確認し、分類候補を自動承認につなげない運用を検討できる場合。
補足
2026年10月13日公開の、架空データで業務の流れを試すデモです。実メールの取り込み、送信者認証、添付・長いスレッドの処理や実運用での確認・承認の成果を示すものではありません。向いている条件は想定業務と元の検証ラボから整理したもので、導入適性や効果を実証したものではありません。
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